peruminote

かきおき

21/09/09 冷静さを見失うと、真実と真理にたどり着くことはできない。

こんばんはです。ぺるみんです。カリギュラODで一番好きな楽士は梔子です。

今日はアニメ版カリギュラを最終回まで見ました。なのでその感想をだらだら書いていこうかなと。必然的にアニメ版だけじゃなくてゲーム版カリギュラ(初代)のネタバレも含まれてしまうので悪しからず……。







いや、期待してた以上に面白かったですよ!アニギュラ!個人的にゲームのアニメ版って総じてあんまりうまくいかないイメージがありまして。割とアニギュラもそうなのかなってうがった感じに構えてたんですが予想が外れました。これまで見てきた中ではかなりうまくやってる方だと思いましたね。
そもそもゲームのアニメ版がなんでうまくいかない風に見ちゃうかっていうと、尺の問題なんですよね。ストーリー部分だけでもアニメ尺を超えてるんだから、そりゃあ当てはまらないよ。
で、ここが足らぬとかここが要らぬとか思っている内に、もうこれ前にゲームで見たな……ってなっちゃって切るっていう事を何回もやってしまっているのが僕です。楽しく見れるのはアニオリのギャグ回ぐらいです。
(とはいえコンテンツにとって大きな宣伝になるし、今僕がここにいるのもアニメ化でダンガンロンパに触れたからなのであまり否定的なことは言えない)

さて、そんな中アニギュラではゲームを下敷きに物語を再構築するといったことをやっておりまして。モバマスとアニメ版シンデレラガールズのような関係……と言ったらいい過ぎですが、かなり大胆にアレンジされていました。
そもそもこれを出来たのは、カリギュラシリーズが主人公=貴方≒主人公の数だけ物語があるっていう軸を持っていたからなんじゃないかなって思います。式島くん癖強いよ。

それでもまあ楽士戦そんな片付け方する!?って驚きがあったり、いや第10話トラウマの出し方雑すぎん!?って突っ込んだりして見ていたのですが、最終2話で全てがひっくり返されました。
まさか主人公が全く主人公じゃないとは……。そりゃ活躍も描けないし、その役割はゲームプレイヤーの我々に託しちゃうよな……。ゲームアニメ化における一つの回答を見せられた気がしましたね。

あとは茉莉絵を最初から丁寧に描いていたのは本当に偉い!いや裏切り展開やるならこんくらいやんないと駄目だよ!?なんでゲームはあれだけだったの!?
でも結局式島くんに裏切り見せてないしな……。まりまりはサプライズが下手。あれ、めっちゃかわいいなそれ。

アニオリ曲もいい感じに聴けました。レネットは良いところで流れますねえ。アニギュラにおけるμの曲としてかなりしっくりきました。
そんで律と笙吾が歌うオープニングな。めちゃくちゃカッコいいから面白いんだよ。女子が歌うエンディングはそんなに突っ込めないんだけどさ、お前ら二人は違うからな。
エンディングで言うと、僕はカリギュラODとカリギュラ2の作品性の違いはエンディングに如実に現れているっていう話を周りの2帰宅部と話したいので、2帰宅部の面々がODにポロロッカしてくれることを祈ります(祈っているだけ)

そんな感じで、カリギュラをプレイした人間にこそ見て欲しいアニメだったという感想でした。
これで公式からのカリギュラ供給も大体見てしまったなあ。今後は二次創作で食い繋ぎます。……食い"繋ぐ"か、いつしかカリギュラには先があると信じる側の人間になっていたようです。
これからもこのコンテンツに幸多からんことを!