こんばんは。ぺるみんです。幻影異聞録♯FEの登場楽曲では『BLACK RAIN』(歌唱:剣弥代 CV. 細谷佳正)が好きです。でも作中で聴き過ぎて、聴くとめちゃくちゃ面白くなっちゃうんだよな。これが一体なんの話かというのはこれからしていきますね。
ということで、本日の振り返りは幻影異聞録♯FE Encoreです。2015年にWii Uで発売された幻影異聞録♯FEのリメイク版です。欧米版をベースに追加要素を加えた形式になっておりまして、2020年にSwitchにて発売されました。
欧米版ベースリメイクっていうのはキンハとかだとやられているイメージがありましたが、他の作品にもあるんだなあ。ちなみに♯FE Encoreの音声は日本語です。
個人的な話だと、春ごろの僕は新社会人になり環境も変わり、一日にちょいちょいやるルンファク→短編ADVの癸生川という感じでゲームをしていました。その時はこれから長めのRPGってなかなか触れられなくなっちゃうのかなあと思っていたのですが、とりあえず前々から興味があったということで何の気なしに♯FEを購入しました。
でもその後はちゃんと時間を確保してモチベ高くクリアできたので、なんだ!社会人でもRPG全然できんじゃん!と不安感を霧散させてくれた思い入れのある一本なんですよねー。オタクのリハビリに付き合ってくれてありがとう……。
さて、こちらの作品は幻影異聞録♯FEとあるように、アトラス×ファイアーエムブレムのコラボ作品。遊んだ感覚的には、アトラスの現代劇とゲームシステムをベースにFEシリーズのファンタジーキャラを具材として投入、音楽で味を調えて仕上げた感覚。
もっとわかりやすくするとペルソナがFE英雄のミュージカル的RPG。いや、これだとハショりすぎている気もするな……。
主人公たちはフォルトナエンタテイメントという芸能事務所に所属しており、芸能=古来の神降しに通ずる者たちとして、異界の来訪者(ミラージュ)と協力することで世界の危機に立ち向かっていきます。
つまり、Q. この作品のプレイヤーキャラたちはどうしてみんな顔がいいの?A. 芸能関係者だから!Q. 世界の危機なのに芸能なんて要素やってる暇あるの? A. 芸能力が高まればそれだけ神降しの力が高まるから、戦いにおいても必要なんだよ!という回答が与えられることに。すごい、なんてロジカルな作品なんだ……。
というか、この作品は芸能の軸がめちゃくちゃ強くってですね、アイドル・歌手・役者とそれらのイベントがめちゃくちゃ豊富なんですよ。好きなキャラが世界で活躍する姿は多い方がいい。……とはいえこんなに!?ってくらい多いです。ライブをしたり、教育番組に出たり、憧れの舞台に立ったり、B級感を感じるドラマに出演したり……と本当に多様。
アイドルや歌手はもちろん、役者キャラもドラマの主題歌ということで歌ったりするので、エンディングなど諸々を含めると歌唱曲は全部で22曲あるそうです。そんなに。
これら楽曲は世界のいろんな所で流れていて、前述の剣弥代くんが歌う『BLACK RAIN』も街頭モニターからめっちゃ再生されてるんですよ。「くだけっちる げんかいを~~(いい声)」を何回聴いたかわからない。マジでめっちゃ聴く。
そしてなんと言っても、ファイアーエムブレム×芸能をフルに活用したクライマックスシーンが好きです。いや、今思うと何だったんだあれ……と考えてしまうくらいに面白もはらんでいた気がしますけど、遊んでいるときはめっちゃ良かった。是非本編で見てほしい……。ホントに。良かったからさ。
クライマックスがそうっていうことは道中にも胡乱シーンがなかなかあるんですよね。バリィ・グッドマンという男が怖いよ僕は……。でもツッコミの言いがいがある。本筋は真面目だから!!セーフ。
こちらは公式の楽曲試聴動画です。一応ゲーム映像も入っているので微ネタバレ注意。
システム的なところだと戦闘はメガテンライクで、結構難易度あったなあという印象。仲間がやられていくとどうしようもなくなっちゃうピーキー感はまさしくアトラスゲーですね。あと、UIとかを見ているとこれが生きて女神転生Vに繋がったんだなあという具合に浸ることも出来ます。スキルの発動とかね。
この作品、カタログチケットにも含まれているそうなので、もう一本とかで悩んだら是非選択肢の一つとしてよろしくお願いします。
それにしても劇中歌っていうのはとても重要ですね。この気づきがきっかけとなり、僕はこの半年憑りつかれた様に生きることになるのですが、それはまた明日のお話。ということで、では~。