こんばんは。ぺるみんです。ナイツの漫才で一番見ちゃうのはこれです。
テレビで初めて見たとき、はちゃめちゃに笑ってしまった。
DMMブックスのポイント50%還元セールが今日の昼頃までやっていまして、終わってから言うのもなんだかなあという感じなのですが、それで5000円分くらい電子書籍を買いました。
ジャンルとしては全て新書?エッセイ?的なやつです。芸人さんとか、漫画家さんとか、そういう方の書いた本を7冊くらい。
本当は専業で作家をされている方の本も買ってみようかと思ったのですが、いきなり知らない人の本を買うのもハードル高いしなあという感じがあったので……。
その中の一冊が、今日読んでいたナイツの塙氏による『言い訳』です。
(自分の画面では「この本を買った人はこんな本も買っています」に『萌える!○○辞典』シリーズがずらりと並んでいましたが、僕のことではありませんのでご承知おきください。)
この本は以前友人から借りて読んだことがあったのですが、ここ一か月くらい自分の中でM-1関連の話題が盛り上がっていることもあり、改めて読み返したくて購入しました。
本の内容は、漫才理論やM-1という世界における分析なのですが、なぜか一般人でも面白い!と感じてしまうんですよね。不思議だ。
分析もさることながら、心に痛く残ったのは「笑い脳」という言葉です。寧ろ、この言葉を覚えていたからこそ、再びこの本を手に取りたくなった気がします。
「笑い脳」、著者である塙氏が患っている「どうしたら人を笑わせることができるかを常に考えていなければならない」状態のことです。
そして、僕も若干それに近い病気にかかっているのだという自覚症状があります。
勿論、僕は芸人でも何でもないのですが、人と話しているときにはどうしても笑いが欲しくなり、つい小ボケを挟んでしまいます。
それだけならまあ良いんですけど、最近は病状の悪化を感じていまして『ボケとツッコミありきで会話を想定してしまう』『そういうやり取りが出来ない相手との心の距離を大きく思う』『面白い(気の利いた)言葉じゃないと発言意欲が薄れる』といった事を感じています。
自分で書いてみてもヒッデえな!!これ!!!
まあ、幸いにして自分の周りにはこういった病気持ちのクランケがそれなりにいる気がします。ありがたいことだ……。そういう人とできる会話が本当に楽しいんだ……。
もう面白さを大事にするのは今更変えられない気がするので、普通の会話に対しても身体をこう……慣らしていかないとな……社会人だものな……。
今日は少し自語りが多くなりました。最後に『言い訳』に書かれていた言葉を肝に銘じて終わりたいと思います。
芸人としての僕の欠点は、尖っているところです。お客さんを笑わせたいという気持ちよりも、「わかるやつにだけわかればいいんだ」という傲慢さが先行してしまうことがあります。
肝に銘じました。プライオリティ、しっかりしていこう。