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かきおき

23/04/11 果ての果てまで果てるまで

こんばんは。ぺるみんです。極力体力を温存して過ごすタイプ。ラストエリクサー病とも言うね。

 

ちょっと前から「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」を始めました。Switch版です。CERO:D(:Dの部分が顔文字みたいでかわいいね。)

PC版にするかも悩みましたが、遊びやすさと、PC版ユーザーがリメイク版をこれから遊ぶオタクへ熱い激励を飛ばすブログを読んだのが決め手となりました。ちなみに、ソフト自体は友人が誕生日にこれでDL版を買え!とプレゼントしてくれました。ありがとう、あらゆるオタクの魂を背負ってコントローラーを握っています。

 

シナリオについては、伝説と呼ぶにふさわしい面白さ。パラレルワールドが取り扱われており、1996年からこのシナリオが生み出されていたのだなあと感服します。(ゲームシナリオの歴史に関する部分は浅学なので、初出だったのかどうかについての言及は避けておきます。)

作中に出てくるワードが「平行世界」ではなく「並列世界」と表記されているのは、パラレルワールド作品の先駆けだったからなのか、はたまた別の意図があるのか。逆に令和になってから遊ぶことで、ここに謎解き要素を見出せることに繋がるとは。

 

この世の果てで恋を唄う少女YU-NO

また、ゲームにおける並列世界は、このようなチャートで示されます。以前にも、世界の分岐を扱うアドベンチャーゲームを遊んだことはあるのですが、あちらがパズルを埋めるように世界を行き来していたのに対して、こちらはダンジョンを進むようにルートが繋がっていく感覚。右下に示された宝玉の数しか時間のワープポイントを置けないという不自由さもあって、探索感が強め。

分岐も、ここで分岐してたんだ!とチャートなしには見抜けない要素が多く、なかなか初見で把握しきるのが難しい。ヒロインのルート分岐もありそうですが、まったく遷移してないです。いや、そこは一人ひとりじっくり見ていこう。

 

テキストにももちろん癖があり、若干時代を感じる部分はあります。シェー!って言いだす主人公、こんなところにもいたのか。往年のギャグって言われても、たぶんそれ往年のさらに往年だよ。でも、それがディープさに拍車をかけているとも言える。なんて楽しい世界だ。もっともっと浸かっていきましょう。こういうゲームは、ド深夜にやるとより一層楽しいんだよなあ。……仕事に支障が出ないようにします。