こんばんは。ぺるみんです。今年遊んだゲームは31作。
今年も残すところあと僅か!やり残しを考えた時に、真っ先に浮かんでくるのがこのゲーム総括です。
年末ゲーム振り返りも第4回となりました。今後もゲームで遊んでいく事を考えると、恒例にし続けたい。
という訳で、今年もお付き合いよろしくお願いします。
遊んだ順、タイトル、プレイ期間を記載しています。あくまで期間で他の事をしてたりもするので、プレイ時間の目安にはなりませんので悪しからず。鵜呑みにしたらクリアまでに半年かかるゲームとか出てきちゃう。
ちなみに、今年から遊んだプラットフォームを書くのは止めました。今や大体のゲームが複数媒体で遊べるのが普通になってますね。凄いことだ。そこにかかる負担とかも気になっちゃいますが、その辺は今回は特に考えません。今後も考えることはなさそう。
1. 春ゆきてレトロチカ(1/5~1/13)
新春一発目から春めいたタイトルのゲームを遊びました。ジャンルとしてはアドベンチャーになります。それも、希少価値の高い実写ゲームです。
大正から現代に渡る怪奇なお話を、ドラマに沿って紐解いていく推理ゲームでした。
ここで言うドラマというのが、本当に映像としてのドラマで、保存容量の増えた現在だからこそ出せるゲームだなあと思います。今まで、実写ゲームって街とか428みたいな静止画の印象が強かった。デスカムは短編でしたね。
推理はわざと間違っているものを見なくてはいけなかったり、総当たり的になってしまったりと、ゲームとしての謎を解く爽快感は他のアドベンチャーに及ばぬところはありましたが、映像を見て考えるドラマへの没入感は他の映像作品に出せない体験だと思います。希少にして唯一無二。DNAを継いだゲームの登場が待ち望まれます。
2. 探偵・癸生川凌介事件譚 Vol.3「死者の楽園」(1/13〜1/15)
G-MODEアーカイブスという、スマホですらない時代の携帯ゲーム移植作品。こちらもアドベンチャー。昨年アドベンチャー界で旋風を巻き起こした(と、僕は感じている)パラノマサイトの制作者がかつて手掛けたゲーム。
僕は癸生川シリーズの1,2をパラノマの2年前くらいに遊んでいて、シナリオは面白いんですが、携帯ゲームの探索のしにくさに負けてました。ただ、やっぱりお話は面白いので、シリーズ作品を一気にやるのではなく、定期的に引っ張り出して遊ぶポジションになっています。
一本500円(セールもたまにあり)で3時間いかないくらいなので、隙間を埋めるように楽しみたいときにお勧めなのですが、僕はこのペースで行くと、全作遊ぶのに10年くらいかかる計算です。もっとやっていこう。
3. ゴーストトリック(1/15~1/21)
もうわかっていると思いますが、アドベンチャーだらけですよ!ここの感想は!
逆転裁判のスタッフによる霊的パズルアドベンチャーのSwitch移植版。DS時代に遊んでいたので、数年ぶりのプレイでした。
でも、いつ遊んでも面白い作品だなあと思います。シナリオも全部知っているのにハラハラしますし、パズルもああしてこうしてを試行錯誤していました。
ただ、遊んでいる途中でこういう能力があったらもっと面白いんじゃないか……?と考えていたことが実際に後から出てきて、これ忘れとったんかいとなりました。数年越しのアドベンチャー体験、おすすめです。
4. 未解決事件は終わらせないといけないから(1/22)
Steam版でプレイしました。雰囲気やシステムが面白い作品だったので、後のSwitch版が出る際にニンダイでも盛り上がっていて嬉しかったですね。
脳内でバラバラになってしまった複数人の証言をパズルで入れ替え、事件の全容を明らかにする推理ゲーム。ゴーストトリックが物体のパズルなら、こちらは言葉のパズル。わずかに総当たり作戦を試したところはありますが、基本的には違和感なく遊べました。これで翻訳作品なの凄い。ドット調の雰囲気も好みでした。
5. 龍が如く8(1/28〜2/18)
圧巻……!龍が如くと言えば新宿や大阪、横浜などのマップがリアルに再現されており、そこを動き回れるところが魅力の一つですが、今回は広大なハワイを再現してしまうという。
人生でハワイに行ったことは無いはずなのに、この感じがハワイだ!ともうハワイを分かった気になっています。
人間ドラマもめちゃくちゃ面白かった……。桐生一馬の集大成でもあるので、本当であれば1から6全部やったほうが良いんでしょうけど、如何せん聞こえてくる評判から2以降を遊んでないんですよね……。
でもめちゃくちゃ感動しましたし、逆に自分が遊んだ7以降って全部面白いので、リカバリーが凄かったんだろうなと思っています。
もう2月に8外伝が出るので、そちらも楽しみ。開発速度どうなってるの?
6. ペルソナ3リロード(2/18〜3/20)
満を持してペルソナ3が令和に再装填!遊びやすさやシナリオの調整など、文句無しの令和版でした!!
キャライラストもアップデートされていて、当時は全然かわいさを分かっていなかった運動部マネージャーにやられたりしてました。またタルタロスを昇るんか……という部分も、新戦闘曲と仲間会話の多さで誤魔化されながら楽しく踏破してましたね。
影時間では、暗い部屋で家の照明を緑にしながらのめり込むスタイルでした。確実に体には良くなさそうですが、没入は出来れば出来るほどいいと思っているので……。
セガセガセガ!これでもかというくらい、上半期はセガの攻勢がエゲつなかったですね。というかアトラスブランドか。この後にメタファーも控えていたんだよな……。
キャラクターの多さや、それを組み合わせるシミュレーションとしての面白さを存分に味わえる作品でした。シミュレーションって定期的にやりたくなるんですよね。
キャラが多いから、最後に指輪を渡す相手は相当悩んだぞ……!ドラクエ5の10倍以上悩める。いや、ドラクエ5はビアンカか、流石に。
ユニオバも流れ的にはスカーレットかと思ったんですけどねえええ……ごめん、僕はメリザンドが良い。
2Dキャラの美麗さも抜群で、戦闘中の動きも素晴らしかったです。かつ、ご飯も美味しそうでした。
8. 和階堂真の事件簿(4/4〜12/30)
友人から贈られたSteamゲームその一。なかなか硬派な推理ゲームでした。遊んでいる感覚は、癸生川シリーズに近かったかな。1作に4作の短編が入っており、2作やったところで止まっていましたが、つい先ほどすべてクリアしてきました。
来年には都市伝説解体センターが同開発、集英社ゲームス販売で出る予定ですね。集英社と組むことで、今作で若干弱く感じたキャッチーさやキャラ性が強化されるのかもしれないと思っていて、そこも含めて楽しみです。
9. VA-11 Hall-A: Cyberpunk Bartender Action(4/7〜)
友人から贈られたSteamゲームその二。サイバー的な都市世界でバーテンダーとして働きながら、多種多様な人物と交流を深める作品。
雰囲気が抜群に良くって、こちらも照明をネオンピンクにして、カクテルを飲みながら遊んでいました。
ゲームでは一日一日進んでいくので、それに合わせて現実世界の1日とゲーム内の1日を同期させていた……のですが、そこに拘りすぎて、お酒を飲みたくない日などとかち合った時に進められず、プレイが止まってしまいました。
またバーテンダーお仕事しに行きたいので、年明け早々から再開しようと画策中です。どうせ年始なんてのはお酒を飲んでなんぼの日々なのだから。
10. アルタイル号の殺人(4/29〜4/30)
宇宙船内で発生した殺人事件を解く、SFミステリー。ミステリーと言えばクローズド・サークル、宇宙船と言えばその究極系。
プレイヤーはメインビジュアルにも描かれているアンドロイド:フレムを操作するのですが、マスターAIとして指示を出すので、一風変わったバディ感も楽しかったです。
キャラデザも良く、ミステリーとしても、キャラものとしても楽しめました。
11. ファミレスを享受せよ(4/30)
友人から贈られたSteamゲームその三。Steamはこういう雰囲気のある作品が詰まっていますね。時間の止まったファミレスの中で、同じく閉じ込められた人たちと交流しながら、その人たちについて知っていく物語。
静謐でありながら不気味な雰囲気。それが夜のファミレスという舞台に落とし込まれていることに、とても神秘を感じてクリア後には深夜の散歩に出かけた思い出があります。ただ、近所のファミレスは既に閉店していましたね。健康経営!
12. MOTHER(5/3〜)
非常に有名な作品。個人的にはスマブラの印象しかありませんでしたが、Switchのオンライン会員だと無料で遊べたので、過去の名作を知っておくべきだろうと思い、プレイを始めました。
糸井節というべきセリフ回しや、フィールド、世界は非常に魅力的でした。喋る動物の出てくる変な動物園や、ドラクエで言うスライムやトロルに相当するのがおじさんってなんなんだ。RPGでここまで作者の顔が見えてくるのって、2024年に考えても相当珍しいと思います。
ただ、過去のゲームの遊びにくさに心が折れてしまい、途中でやめてしまいました。いつかリベンジするかも。できるかなあ……?
13. 学園アイドルマスター(5/16~)
始まりましたね。新時代のアイマスが。
サービス直前までは、学園……?とか思って、僕以外の周囲でも様子見つつやるかあ位の構えだった気がしますけど、MVが来た辺りから、これは凄そうだぞ……!となり、今やXでスクショを見ない日はありませんね。
元々ドミニオンやInscryptionなどローグライクなカードゲームは好きなので、ゲーム性についても好みに合致しつつ遊べています。シナリオの尖りを隠さないところや、キャラクターの魅力、楽曲の魅力など、これまでのアイマスの歴史を引き継ぎつつ、新化させる気概をひしひしと感じています。ガシャとか悪いところまでは継がなくて良かったんじゃないかと思います。負けっぱです。
好きなキャラについては、先日の赤本企画で話したので割愛。
当面はNIA編を頑張っていきたいです。フェス待ちするかも。あ、やっぱ正月番組見ながらやってるような気もします。
14. バッドエンドシアター(5/25)
友人から贈られたSteamゲームその四。四作もありがとうね(私信)。自分では気が付かないところの作品を贈ってもらえるのは嬉しいですね。
ビジュアルに存在する4人を動かして様々な結末を見届けるアドベンチャー。パズルとも言えるかもしれません。群像劇でキャラの行動をこちらが決めるというのは、428的なところもありますが、ファンタジー要素やビジュアルのかわいらしさも本作の魅力でした。
15. 月に寄りそう乙女の作法(5/25〜7/15)
最高でしたね!!!!!!!!!!!
人生初エロゲでした。主人公女装ものというジャンルは合うのかどうかと思いつつ、同会社のR-18無し版作品を遊んだ経験から選んだ一作でしたが、掛け合いの巧妙さやテーマとなる服飾への熱など、テキストの面白さで堪らなく引き込まれました。
テキスト物は深みに行けば行くほど、ライターの色が濃く出る文を読めて良いですね。ふざけの色の出た最表面というべき部分が、主要人物の名前が銀行名から取られているとこだと思うんですけど、お陰でこれ以降街で銀行を見かける度に彼女らを思い出しています。
ただ、シナリオ的な面白さで言うと、最後に遊んだ桜小路ルナ様(メインビジュアル左)ルートが図抜けて面白かったので、本格的にハマったのはそこからな気も。
本作のキャラでは、ユーシェも好きでした。人間関係において損な役回りを引き受けられる金髪お嬢様が好きなので……。メインビジュアルでも、ロゴに完全に隠れてますね。Steam公式から取ってきた画像なんですけど、何してくれとんのじゃい。
キャラ画像貼っておくね……。
16. 東京サイコデミック(6/5〜12/28)
本当に惜しいゲームだった……。
探偵として不可解な事件に挑む本作。その調査手法が、監視カメラの映像を再生して証拠を探したり、音声を流して特定の音を見つけ出す、などなかなかリアリティあるものになっています。
面白いのが、通常はメインビジュアルの様に二次元キャラで描かれているのですが、監視カメラの映像では実写で作られたものが流される点。被害者や犯人は、特徴を模した役者さんが演じられていました。確かに、3Dモデルやアニメを作るよりは手間なく出来るんだろうなあ。大胆なことをやってくるもんだと感心しました。
ただ、発売直後から遊びにくさに関するあれこれが飛び出し、僕もちゃんと遊び始めたのは購入から一月後でした。それでも、実写映像を再生するくだりは処理が重くて遊びにくかった……。そして、肝心の謎解きと最終盤の下りが好みではなかった……。
証拠をコルクボードにまとめていくのとか、専門家から用語がバンバン飛び出して知識欲を刺激してくれるとことか、要素要素は惹かれるものがあったんですけどね……。本当に惜しい……。
17. シロナガス島への帰還(6/9)
500円で遊べちゃう豪華声優つきミステリアドベンチャー。この価格でこの推理ものは凄い!価格の安さが購買に繋がると思ってこういう言い方をしてしまいますが、短編作品としてもかなり高水準の面白さがあると思っています。
キャラクターの個性がまた強く出ており、メインの出雲崎ねね子はモノホンコミュ障。でも記憶力に関しては特殊能力級。主人公は頼りがいのある探偵として、わがまま陰キャコミュ障のねね子を助け、時に助けられながらシロナガス島の謎を解いていきます。
憎まれ口叩きがちコミュ障のねね子ですが、いつの間にか感情移入して応援したくなってました。
今日の冬コミで新作の途中まで版が出たそうです。配信が始まったら遊びたいなあ。
18. 女神転生V Vengeance(6/14~9/1)
メガテンVが帰ってきた!Vをもう一つ引っ提げて!
最初は様子見しようと思ってたんですが、こんなに進化したぞメガテンVみたいな動画を見て、こんなに変わったのなら是非!と見事に釣られて購入しました。
新規ルートは思いっきり本編と違う様相になっていて、思いっきり新作として遊べました。悪魔の連れ歩き強化や交流要素の追加もあり、一層悪魔の魅力を見られるようになったと思います。
新キャラのヨーコやカディシュトゥも魅力的で、完全に混沌的ルートに行きました。まあ、あそこまで悪魔に見入らせようとしているのだから、仕方がないですよね……?ね!
19. 乙女理論とその周辺(7/16〜8/4)
今年最も良かったヒロインを言えと望まれるのならば、私は迷いなく大蔵りそなの名を掲げるであろう。ビジュアル右の黒髪美少女です。主人公の妹ですよ!妹!
プレイ時期を参照頂きたいのですが、つり乙でルナ様ルートを遊び、このゲームのシナリオめちゃくちゃ面白いぞ!!となり、勢いそのままに本作を遊びました。ちなみに、りそなルートはつり乙にはありません。やってくれたな……!でも、本作ではメインヒロインでした!やったー!
舞台をパリに移し、大金持ちの一族跡目争いや、異国からの来訪者に降りかかる見えない悪意の正体など、ヒロインとの関わり以外の縦軸もかなり面白く、りそなルートをクリアするまでノンストップで進めたあの深夜は、エンディングを見届けると同時に非常にいい陽光を身体に浴びせましたね。
ただ、りそなやメリル(ビジュアル左下)ルートは面白かったのですが、エッテ(左上)ルートは短く唐突でおや……?となりました。
20. 乙女理論とその後の周辺(8/4〜8/29)
ルートのやり直しなんてこと、しても良いんだ。PCゲームの自由さというか、なんというか……。でも、確実にこちらのエッテルートの方が面白かったです。
他二人についても、前作からちょっと先の未来を見せてくれるので、そういった点はやはり嬉しかったですね。これを読み終わったら、以降の続きは無いという悲しみも湛えました。
21. 月に寄りそう乙女の作法2(8/31〜9/12)
めちゃくちゃな勢いでつり乙やってますね。発売から何年も経って。いいんだ、ゴーイングマイウェイが僕の今年の漢字だ。しんにょうで括っておいてくれ。
2では主人公が変わり、白髪赤目の桜小路才華くんなりました。間違いなく前作の彼らと関係していますが、言うのは野暮ね。
服飾専門学校や女装物という主軸はそのままに、ヒロイン側が演劇科や音楽科、一般人など幅が広がりました。主人公も、金銭や才能など額面的な部分では持っている側の人間になったところもシナリオに大きく影響していましたね。
どんな続編物でも前作主人公の偉大さというのは最大のハードルになっており、正直僕も一作目の主人公の方が好ましく思っています。ただ、才華くんも才華くんなりに未熟さで悩み苦しみつつ進もうとする様を見せられ、終盤には親戚の子を見守るかの如く応援していました。
ちなみにヒロインだとルミ姉(左上)が好きです。なんてベタな!
22. 月に寄りそう乙女の作法 アペンド(9/6〜)
初代つり乙の後日談が読める追加ディスク。2を途中まで進めて、さすがにルナ様のお話を読んでおくべきだろうと思い、途中で挟ませました。読んでおいてよかったです。
他の3ヒロインルートはまだ読めていないので、読んで世界線を揺らがせたいと思います。
23. ペルソナ3リロード Episode:AIGIS(9/10〜9/26)
PS2版ペルソナ3FESを遊び、アイギスが主人公の後日談難易度に攻略を断念してから早何年か……ようやくリベンジの機会を頂きました。
そしてようやく、3の深層に辿り着くことが出来ました。メティス、貴女そんなキャラをしていたのね……。
ペルソナ3では勿論アイギスが好きなので、そんな彼女が主人公の物語を見届けられ、クリア時には肩の荷が下りたかのような気持ちになりました。
僕は今年聴いた音楽の中だと、本作の戦闘曲「Don't」が相当なトップにいます。海外でもアトラス音楽の再生数が凄いことになっているようですね。ファンとして嬉しい限りです。
24. 界の軌跡(9/26〜10/13)
僕が大学の頃から追いかけ続けている軌跡シリーズの最新作が出ました。軌跡シリーズはRPGとしては珍しく、同一世界のお話を続きものとして描き続けており、僕が知る中では龍が如くか軌跡か、みたいな位置づけにいます。
そんな軌跡シリーズもいよいよ完結手前ということで、発売前から期待を煽られまくってました。個人的には、好きな過去作ヒロインのアルティナの再登場が嬉しかったですね。最初は敵として登場しましたが、作中での成長が強く描かれていて、シリーズものだからこそ書き表せられるものという点にも魅力を感じています。本作でも、成長した姿が出ていました。
終わり方に関しては、はよ続きを出さんかい!!!!!に尽きます。正直。逆にそれが果たされるのであれば、何の文句もありません。続きが出ることを疑っていないという、信用の表れでもあります。
僕は本当にこのファルコムという会社の作品が持つ丁寧さが好きでたまらないのです。音楽も良くって、今年ようやくライブに行けました。サブクエストについても、あそこまで起承転結がしっかりして面白いサブクエを用意してくれるメーカーは少ないです。
どうやら来年は空1stとイースXリメイクで軌跡の続編は無いみたいなんですが、理想的な続きを心行くまで作って頂き、発表される日を楽しみにしています。
25. メタファー:リファンタジオ(10/13〜11/2)
ア、アトラス……!今年のお前は凄すぎる……!遂にゲーム界の覇王になっちまったなあ。
ペルソナ5の時も言っていた話ですが、ゲームに欲しい要素のそれぞれが突き抜けた完成度で、尖っているのに丸を成している作品。素晴らしいです。
選挙や種族の差別などを描きながらも、困難を乗り越える様は熱く、エンタメとしても非常に面白かったです。
幻想とは何か、フィクションとは何か。娯楽を愛し、僕自身娯楽に生かされている自覚があるからこそ、鋭く伸びたアトラスの脳や手に包まれた感覚を持ちました。
幅広く楽しまれる作品だと思いますが、是非ともオタクの自覚がある人には人生のターニングポイントだと思って遊んで欲しいですね。
26. 月に寄りそう乙女の作法2.2 ALSA(11/3〜11/8)
またしてもつり乙やってる!こちらもいわゆるアペンド、後日談や追加シナリオが読めるやつです。本当は2.1という、ヒロイン他二人の後日談もあるのですが、飛ばしてしまいました。買ってはいるので、いつかどこかで。
2.2のヒロインのが好きというのもありますが、追加されたアトレ(右下)ルートが気になったので、こちらから遊んだという経緯があります。
主人公の実の妹と、どのような形で結ばれるに至るのか。前作で好きなりそなとはまた違う兄妹の話で、時に苦しくなりながら読み進めました。
そんな時に思い出すのは、その前に読んだルミ姉ルートでの、どうしちまったんだい?という位の彼女のハッチャケっぷりです。優等生な女の子には、ハッチャケが良く似合います。
27. Pokemon Pocket(11/9~)
ポケモンカードゲームのスマホ版!正直対人戦をしないので、カードパックを開けるために遊んでいます。
好きなポケモンが出てくれるとやっぱりうれしいですね。ゲンガーやラプラスを引けたときはニコニコになります。……対戦はしてませんけど。
CPU戦ではサイドの概念や諸々がスマホ用に適応されていて、昔遊んだ時との違いに戸惑いつつもシンプルに遊べていいなと捉えています。
28. ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ… HD-2D(11/14〜11/24)
伝説の名作。僕にドラクエを教えてくれた父の分と自分の分で二本買いました。
HD-2D表現はやっぱ好きですね!ドットというものも、表現技法として末永く愛されていて欲しいですし、そのためにHD-2Dという侮られないための革新が生み出されていることを嬉しく思います。
ドラクエ3は4や11などと異なり、仲間キャラがしゃべらないはずなんですが、頭の中では冒険中に彼らがどんな会話をするのかずっと考えてしまっていました。それが凄く騒がしくて、良い冒険だったなあ。
29. ドーナドーナ いっしょにわるいことをしよう(11/25〜)
えっちなやつです。先月の終わりごろから始めたんですが、えっちなのでゆっくり進んでいます。
つり乙も会話の面ではふざけの多いテキストでしたが、こちらは舞台がユートピアの仮面を被った破滅的都市なので、レジスタンスの物語であり、倫理観の飛び具合もひとしお。本作を遊ぶことで、自分の弱点として認識している、不必要な倫理観の断捨離に一役担ってもらおうとしています。いっしょにわるいことをしよう。
進み具合で言うと、そろそろ終盤。彼らの戦いを最後まで見届けましょう。
30. ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン(11/30〜12/24)
リベサガ!サガ系には初めて触れましたけど、前評判に違わずめちゃくちゃ面白かったです!
大陸に存在する一国の王として、どこから進めていくのも自由で、何らかのきっかけで次代の王へと引継ぎが発生する……そんなフリーシナリオと継承によって、自分だけの歴史が紡がれるというのが非常に面白かったです。
「インペリアルクロス」とか「ワグナス!」とか「アリだー!」とか、名作だからこそ聞いたことのある、けどサガ2だと知らなかったものを回収できた気持ちよさも存在していました。恐らく、皆さんの人生史にもサガ2の伏線は巧妙に貼られているはず。
31. 探偵・癸生川凌介事件譚 Vol.4「白鷺に紅の羽」(12/20)
今年遊んだ二作目の癸生川。ちょうどこの日、シナリオライターさんの対談を見に行き、この人の書いた世界にもっと触れたい!とまんまと思わされたので購入しました。ゲームのヒロインとしてはなかなかの掟破りをされたような、でもそれを許容できるだけの物語を見せられました。素晴らしかったです。5作目も早く遊ぼう。
以上だ!ゲームを人生の柱にしているので、こうして魅力的な作品たちに触れられたことを思い返すと、良い一年だったなあと強く感じられますね。
今回の振り返り内でも、クリアできていないゲームがいくつかありましたし、既に来年遊びたいゲームが控えている状況です。如く8外伝とか、モンハンとか、ハンドレとか!多分、他にもいっぱいある!
大きなニュースだと、メギドの完結もありますね。来年、遂に長く歩んできた物語に結びが訪れます。見届けよう。
アナログゲームという事で入れていませんでしたが、シノビガミも今年から初めて楽しかったです。シナリオも初めて書いて、自分が好きなものを作ってくれる人たちの凄さを改めて実感した一年にもなりました。シナリオを書くこと自体は楽しいので、またやっていきたい。
そんな訳で、2024が終わり、またゲームに楽しませてもらう2025年が始まります。これからも素晴らしい幻想でお会いしましょう。