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かきおき

21/12/15 今年遊んだゲームをだらりと振り返る⑨・⑩『探偵・癸生川凌介事件譚』

こんばんは。ぺるみんです。一番好きな探偵ものは仮面ライダーWです。カテゴリ違くない?と詰問されたらいや、でも……って言っちゃうな。

 

探偵、それは人間にとってロマンの結晶!ホントの探偵は浮気調査がメインとか、事件の解決はスパッと起きないとかそんなこと言われたって、僕らは名探偵が好きなんだよ!

スケボー乗って爆発させようが、友人の味噌汁に毒キノコを仕込もうが、なんやかんやはなんやかんやしようが、事件とともにある探偵たちには魅力があるのです。

 

勿論、探偵もの、推理ものはゲームとの相性も良く、今日振り返るのは、

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こちらの探偵・癸生川凌介事件譚シリーズです。

僕はSwitchのダウンロード版(一作500円!安い!)で購入し初めてプレイしましたが、初出はなんとガラケー。かつての名作が来たぞ!と盛り上がりを見せていたので、それに釣られて遊びました。好きな作品の移植発表はとても嬉しいですからね。

 

さて、こちらの作品は探偵・癸生川凌介(きぶかわ りょうすけ)と銘打たれておりますが、プレイヤーは探偵・癸生川凌介ではありません。彼のもとにネタを仕入れに来たゲーム制作者の生王正生(いくるみ まさお)を操作し、癸生川の助手である白鷺洲伊綱(さぎしま いづな)と共に事件を追うという構成です。……この登場人物の名前が難読漢字な感じ、ミステリっぽさと懐かしさがあっていいですよね。

ちなみに、彼が生王がネタを収集し、それを基にゲームを出しているという設定からか、スタッフロールも脚本が生王正生の名義になっています。

 

じゃあ癸生川凌介は何をしているんだというと、まあめちゃくちゃな変わり者をしています。ヒントなのか?というヒントを与えてきたり、支離滅裂な言動を取ったり、かと思えば名推理を披露したり……。これもまた一つの探偵の形ですね。ぜひプレイして、生王や白鷺洲と同じように彼の言動であっけにとられてほしいです。

 

ゲームシステムはというとTHE ADV!! 事件現場や関連場所を訪れ、周りを調べ、関係者に話を聞く。時には総当たり的に調べなくちゃならなかったり、連打しすぎて同じ話を何回も聞いてしまったりするのはご愛敬。もうホント往年感が楽しめるゲームです。

とはいえ、シナリオの魅せる事件の展開力や、そんな長くないプレイ時間に収まっていることもあって作品体験は良質。推理ADVというジャンルにあまり触れたことのない人の入門編や、最近の骨太ADVから一度回帰してみたい人なんかにもお勧め。

 

ちなみにこちらのシリーズ、現在はVol.9までSwitchで配信されているようで。春頃から凄いスピードで出てるな!いつの間に……。12月16日追記:vol.9は12月24日発売らしく、現時点では配信されてませんでした。すみません。

僕はまだ2作目までしかやっていないので、また作品の隙間隙間にやっていきたい。後に評価高いやつも控えている!いいロードマップが描けちゃいそうだなあ。

そんな感じでまた明日。では!