こんばんは。ぺるみんです。QEDで好きな回は『パラレル』『マジック&マジック』『失恋』。
今日も相変わらず短編が好きな日。ゲゲゲの鬼太郎は4話分視聴しました。
『河童の働き方改革』
とある企業の社長がねずみ男の紹介を受けて、河童を時給キュウリ3本で雇用していくことから始まる回。まさかかっぱ寿司コピペ回が存在しているとは思いませんでした。
途中、鬼太郎たちが企業社長がシャカリキ過ぎることに対して、妖怪いそがしが取り憑いたからなのではないかと思い、彼が住む夕暮れのアパートを訪れるのですが、そこでいそがしからは今の人間たちは働き詰めだからワシは何もしてないよと言われるんですね。これ、めっちゃメトロン星人だ!しかも、セブンじゃなくてマックスに出てきた方のメトロン星人だ!いいパロディを見て、嬉しくなっちゃいました。
終盤、河童に尻子玉を抜かれた鬼太郎が、いそがしパワーで復活するのも作劇的にめちゃめちゃ熱い。
『消滅!学校の七不思議』
ねこ娘が、学校でおこる不思議な出来事を調査していく回。七不思議回ですが、むしろ七不思議が起こっていないという不思議に挑戦する辺り、妖怪ものとしての歴史の長さを感じますね。
花子さんがとにかく可愛い上に、混浴シーンまである。
『まくら返しと幻の夢』
夢の世界に取り込まれた人たちを助けるため、鬼太郎たちが夢の世界に入っていく回。
今回の見どころは、何と言っても目玉おやじがかつての姿を取り戻すところでしょう。これがまた実にかっこいい。そもそも今話のテーマが父子であり、鬼太郎と目玉おやじが良き関係性を築いた父子であるということが伝わります。
6期の目玉おやじは野沢雅子さんが声を演じているんですが、初代で鬼太郎を演じていたんですね。公式サイトのキャストコメントで「親子を出来るなんて最高に幸せです」と言っており、孫一家を演じる声優さんは格がちげえや……と思いました。
『ずんべら霊形手術』
最高。人間の感情剥き出し、欲剥き出し。これぞ現代怪奇譚の真骨頂ですね~!!
容姿が醜いと言われてきたロリータファッションの女性が、妖怪ずんべらの手によって顔を整形していくお話。
容姿を扱いにくい世の中だからこそ、見たい回です。放送当時の2018年でもなかなか際どかったんじゃないかな。
クライマックスに控えた承認欲求の塊みたいな独白が突き刺さりましたね……。
という感じで、サムネとあらすじに惹かれた回を掻い摘みで見てました。楽しくって各話感想も書いたけど、全話やんないよ!多分、今日だけ!
後、短編といえばマンガのQED iffも無料配信をしていたことに気が付き、読み進めていきました。
QEDの続編です。とはいえ、主人公たちが三年生になっただけなので初代を知らなくても大丈夫。
初代の方は読んだことが無くても「ハンバーガーとコーラは世界一売れている〜」の切り抜きを見たことある人は多いんじゃないだろうか。
いや、ホントに面白いミステリーマンガなので……。ミステリーなのに、殺人だけじゃなくて日常の謎解きみたいな回が多めなのも嬉しい。
主人公がMITを飛び級した天才なので、学問分野の専門ワードもよく出てくるんですけど、理解できなくても大丈夫、でも踏み込んでみたら面白いという塩梅なのが凄くいい。
大学で学んだ専門知識が出てくると嬉しい。閉ざされた島の巫女がそういった知識を有しているのもまたたまらなくなる回。今日読んだ中ではこの回が一番好きでした。
しかし、短編ものって一話読んだら切り上げられる筈なのに、なんで辞め時が分からなくなって読み続けちゃうんでしょうね。そうこうしてたらこんな時間です。シャワーを浴びて寝ようね!
ちなみに今回のタイトルはQEDのインド回に書かれていたミニ情報なんですけど、少な!と幻想を砕かれた後、でもインドの2パーってことは数千万人がターバンなんだな……と二段構えでした。本当に途方も無い国だ、インド……。