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かきおき

23/03/30 深い愛情の中で孤独に戦うヒロインは最強だと思わないか

こんばんは。ぺるみんです。シュタゲは大学時代になってから遊びました。本当に思春期外れた頃に遊んでいて良かった。鳳凰院凶真憧れ系になるところだった、危なかった。

 

今日もまたデビルサバイバーを遊びながら鬼太郎6期を見てます。悪魔に襲われ、悪魔を使役しながら、妖怪たちの戦いを見守っています。人外エンタメ祭です。

 

それにしても鬼太郎6期は本当に毎話面白くて凄い。一昨日見た93話『まぼろしの汽車』は満点過ぎました。めちゃくちゃ良くて今日もまた見てしまった。今日はその話をします。

 

 

バレンタインの日、普段は素直になれないねこ娘が、不意に訪れた奇跡的瞬間に背中を押され、鬼太郎に告白をするシーンから始まる。これがあまりにも最高……!夕焼けの美しさ、ねこ娘の表情、モノローグ、どこを取っても告白シーンとして満点。いや、告白シーンとはすべからく素晴らしいものなのだけれど、これがあまりにも素晴らしいから……。こういうシリーズもののキャラって煮え切らないまま過ごすんじゃないんだ……!

付き合い始めたら付き合い始めたで、鬼太郎もキミを危険な目に合わせたくないとか言い出す。お前……!そんな情緒あったんだ……ギャルゲにハマっただけのことはあるなあ。あれもムダな時間なんかじゃなかったよ。

 

そんな幸せも束の間、とある村に現れた妖怪が原因で、世界は吸血鬼に支配されてしまいます。ねこ娘と目玉おやじだけが生き残る中、おやじがまぼろしの汽車と呼ばれる時間遡行装置を呼び出します。おやじ、只者じゃなさすぎる……!

しかし、ねこ娘が単身何度もまぼろしの汽車に乗り、何とか未来を変えようとしますが毎回吸血鬼に支配される世界にたどり着いてしまう。しかも、必ず鬼太郎が最強の吸血鬼として立ち塞がってしまう。タイムリープものまでやるのか、ゲゲゲの鬼太郎

 

何度やっても世界の結末が変わらない中で、ねこ娘は気が付きます。

「私、鬼太郎をなんとかしようってそれしか考えてなかった……」

最高過ぎ。この台詞のために存在したかのようなお話。この娘、世界の命運とかじゃなくてずっと鬼太郎の事しか考えてない。その上で何度も何度も繰り返される歴史に挑み続けてるの。恋する女は綺麗さ、通り越して無敵さ。

 

そして、最終的にねこ娘は吸血鬼が動き始める根源的な日に戻って、事態を解決させます。鬼太郎への告白が成立したバレンタインに戻って。鬼太郎と過ごした、あの奇跡みたいな夕焼けを逃して……。

ねこ娘……………………。なんて孤独な戦いなんだ……。

 

まさかここに来て、こんなにねこ娘の事を好きになるとは思ってませんでした。いつかきっと、幸せになってくれよな……。

 

Netflixで鬼太郎6期が見られるのは4月4日までなので、もう間もなくしかない。それまでにこの最高アニメーションをどれだけ見られるのか。

dアニメストアにはあるみたいなので、加入者の方は是非93話『まぼろしの汽車』の事だけでも見てってください。最高のヒロインがそこで待っている!!!