peruminote

かきおき

23/02/14 シェーーーー!!!!

こんばんは。ぺるみんです。嫌味っぽく聞こえないための方法を常に募集しています。

 

年上との会話で反応に困るセリフ第一位といえば、勿論「若い人は分かんないよねー」です。ちなみに第二位は「(同年代をたしなめながら)若い人は知らないんだから!」です。

何が困るって、意外と知ってるケースが多い。美空ひばりも、あぶない刑事も、ガチョーンも、かつて一大ブームを巻き起こしたものというのは何だかんだ語り継がれて、全ての年代の耳に入るようになっている。

 

ただ、知らないフリをした方がその後の会話はスムーズにいきます。これはもう間違いない。経験上、人間は基本的に教えたがりなのです。

この日記も、この年上のセリフが困る!を教えたいがために書いていると思われてもしょうがないと思いながらしたためています。

 

ただ、逆に年上サイドがちょっとやっちゃった感を出しているときは、知っていると伝えた方がいい。伝わらないボケをしてしまったときの辛さは誰よりも分かるから……。

 

今日は、推定年齢65, 55, 45, 25(僕)と青年誌漫画でしか有り得ないパーティ構成で会話をしていたんですけど、推定65歳の方が「シェー!」をやり、推定45歳の方が「若い人は聞いたことないよねっ」とやっちゃった感を出していました。

やっちゃったのはそこじゃないなと思いつつも、僕は「おそ松くんのイヤミですよね〜」と前歯のジェスチャーで応対。イヤミのことは小学生の頃、金田一少年の事件簿 星見島 悲しみの復讐鬼バッドエンド集で知りました。

 

おそ松をくん付けするかさん付けするかで一瞬迷いましたが、会話の流れからしてこれが正解!とくん付けを選択した……のですが、一転、推定55歳の方から「おそ松さんもあるもんね〜」と想定してなかった返しが飛んできました。

「若い人は知らないよね」と相対していたはずが、いつの間にか僕サイドも上の年代はおそ松さんを知らないだろうと考えてしまっていたのです。ミイラ取りがミイラ。勇者こそが怪物だ。

 

みんな、流行ったやつはひと通り知ってるもんです。オジサンが流行にアンテナを張って生きるのは、会話で哀しいすれ違いを生まないためなのかもしれませんね。