peruminote

かきおき

23/03/25 仮面ライダーを肉で挟む休日

こんばんは。ぺるみんです。バイクに乗ったことが一度も無い。

 

遂に見てきた!シン・仮面ライダー!公開後は予定が立て込んでいたので、Twitterのミュートワードに「シン」「仮面」「ライダー」「ショッカー」「庵野」……などなどをぶち込んで煮込んで情報を遮断して、今日を迎えることができました。意外と回避できるものなんだなあ。

 

友人と渋谷で合流して、昼ごはんを食べるところからスタート。何が食べたいかという話になり、肉ドレス海鮮丼を食べに行きました。丼の上に、牛肉(薄いローストビーフ)、ウニ、イクラ他が乗っていました。うおっ、すっげバカみてえなメニューだ。……いや、お店は真剣にやっている!

ちなみにこちらも負けじと、肉寿司を追加したりしました。それもまた美味しい!

 

食後、準備万端でシン・仮面ライダーを見に行きました。ちなみに、去年のこの時期は同じく渋谷でおしり探偵の映画を見ていました。あのときの映画館は無くなっちゃったらしいんですよね。切ない。

 

いやー……シン・仮面ライダー、僕はめちゃくちゃ好きです。賛否両論の気配を薄々と感じましたが、僕はめちゃくちゃ好き。肉ドレス海鮮丼+肉寿司二貫セットを超えるほどに諸々が込められていた。

まず、画作りと雰囲気作りからして、制作陣の拘りを強く出過ぎ!昭和ライダー特有の、あのコマ送り感が随所に出ており、戦闘曲には雄叫びが響き渡る!基本は現代映画において一般寄りな効果音が流れるのに、変身音だけはキュィィン!って言うのズルいぜ。

 

ただ、この仮面ライダーを好きな人間が作った拘りを、オタク道を歩んで来ていない人間も含めて対象取れているのかが分からなくて怖い。僕はもちろん好きだ。そして、ある程度の人たちを置いてけぼりにしてやりたい事をやった作品じゃないと、僕もここまで好きになっていないだろう。

シンのゴジラウルトラマンが一本ドラマとして正しく成り立ち過ぎていたから、こんな事を思っているのかもしれない。対して、シン・仮面ライダーはシーンの一つ一つでやりたいことをやり切る作品だったように受け取っている。

ショッカー怪人たちも全員キャラが立っていて、凄く魅力的だった。人間調でありながら人間を逸脱した怪人達を出せるところが、仮面ライダーの魅力なのだ。あんなにも主人公陣営の緑川親娘にデカい感情を持った怪人に溢れているとは思ってなかったけど。コウモリ……ハチ…………。

そして、あのシーンも好き!このシーンも好き!という感情を繋ぎ合わせて初めて、シン・仮面ライダーめっちゃ好き!という結論に辿り着けるのだ。また一つ、好きな作品が生まれた……ありがとう。

 

特撮リスペクト作品といえば、グリッドマンユニバースも上映が始まってるんですよね。早く見に行きたいなあ。来週は残業が濃厚だけど、レイトショーもあるし仕事の後に行っちゃおうかな。

 

映画の後はカラオケに行き、ひとしきり盛り上がって、晩ご飯は焼肉!本当にやりたい放題だな。すげえ休日。

でも、やりたい放題やるといいシーンがたくさん生まれるって、シン・仮面ライダーが教えてくれたから。走馬灯で見る自分の人生は相当好きな作品になってると思います。シン・ぺるみん。

いいシーンをこれからもいっぱい増やしていきましょう。