peruminote

かきおき

23/11/28 ハッピーで埋め尽くして

こんばんは。ぺるみんです。ハッピーセットで印象深いおまけはポケモンカード。金銀くらいの時代だったような。

 

仕事終わりにレイトショーでゲゲゲの謎を見に行きました!

今年の春に鬼太郎6期を見てどハマリし、映画もやると知ってから楽しみにしていた作品。予定との兼ね合いで今日になってしまいましたが、劇場で見ることが出来てとても良かったです。これは話題作になるのも頷ける出来映えでした。

話題作に……なってるよね?僕のタイムラインだけじゃないよね。真実かどうかわからないんだ、見えてるものだけが全てじゃないから。

 

PG12の通り、清濁併せ呑んだというか、美醜どちらもあるというか。グロテスクなシーンも有りつつ、でも一際輝く瞬間がたまらない作品でした。

映画館で見れて良かった。そうじゃないと目を背けたくなる場面もあったから……。

 

僕はハピエン厨の筈なんですが、今回の作品みたいに、目を背けたくなるような陰鬱さが存在している作品も好きです。

TRICKダンガンロンパ、レイジングループ、ファタモルガーナの館などなど、心に残っている作品はそういった描写が多いかも知れない。

でも多分、陰鬱さがあるから好き!みたいな単純な因果関係ではなく、製作側がキャラクターにとって必要に感じたものを避けずに入れ込んで作った作品が好きなんだろうなっていう気がする。

あとはまあ、そういう作品の方が受け手側も必死で一粒の希望を掬いにいこうとするので、その熱量のぶつかり合いによるところは大きいかもしれない。やっぱりハピエンが一番良いんですわ!

 

なのでまあ、オススメ!とか、ヤバいから見ろ!みたいな事はなかなか言いにくい作品なのですが、僕は良いものを見たと思えた。同じに触れてくれる人がいたらいいなあと思います。

 

そう言えば、この映画を見ていてこれはちょっとマイナスかなーと思っていたところがあったんですが、Xで色んな感想を見ていたら、スタッフインタビューでそれすらもある狙いの下でやってたと分かり、それがすごく納得できるところで感動まで覚えました。

めっちゃいい映画だ。