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かきおき

23/08/21 夏休み最終日!蘇れ青春

こんばんは。ぺるみんです。小学生の頃、夏休みの最終日は特に何事もない時間を過ごしていた。宿題も早めに終わらせてたからなあ。

 

夏休みが終わる……。明日からは社会復帰です。戻れるか戻れないかではなく、戻らなくてはならない。そんな窮屈なような、居場所があるのはありがたいような、微妙な心に苛まれています。

 

さあさあ、そんな日常に帰る前なら、とびきり楽しいことを考えましょう!と、自分を奮い立たせる。この夏の序盤、楽しく過ごしてたが為に日記に殆ど書けなかったライジングロックフェスティバルの思い出を書き綴り、明日からの活力にしよう。

思い出はいつもきれいなのだから。きれいで、まぶしくて、そのせいで細かい記憶が間違ってたらごめんなさい。あと、出来るだけ多くの気持ちと出来事を閉じ込めておきたいのでだらだらとした長文を書きます。ご容赦!

 

さて、まず第一に僕と夏フェスという取り合わせに、そういうの興味あったっけ?と思う人もいるかもしれません。僕もそう思う。

音楽→最近になってようやくほどほど聴くように

キャンプ→幼少期に僅か

性質→インドア

ライブ→オタクのやつだけ

ってな感じですからね。サイモンとガーファンクルウッチャンに対するナンチャン!くらいのハーモーニーつーやつがあったらなと思うけど、それならもっと前から行っていたよな。

 

きっかけになったのは友人たちで、いつも通話をしている6人のうち、僕を除いた5人が行く!となっていたので、そんじゃあ混ぜてくれやあーというノリで参加へと。

噂にだけ聞いてた友人の彼女さんと初めて会えるらしいってのも面白そうだなーとなったきっかけの1つ。でも、その話が出る前から心はだいぶ行くよりに傾いてて、ある意味では話を切り出すだしに使わせてもらったのかもしれない。夏フェスにいる自分がなかなかイメージに無くて。

言い訳が無いと動けないのは昔からの悪癖だ。最近徐々に治そうとしています。普通は大人になればなるほど言い訳が無いと動けなくなるので、それに逆らえるのは凄いことなんだと自分で自分を褒めよう。

 

その他友人やサークルの人、そこきっかけで参加した人など13人ほどのグループになり、とても賑やかに過ごしました。事前準備の段階から、通話ではどんなアーティストが楽しみとか、ご飯何食べようかみたいなワクワク感がありました。

必要な物やキャンプ用品の分担も、ライジング経験者が多数いたので凄くスムーズに話が進みました。これには本当に助けられた!あでしゃ!(ありがとう出会いに感謝)

 

前段階の話から長くなってしまった。前置きが長くなるのは良くないなあ。

次は当日の動きを思い出して書いていこう。

 

〇1日目

集合→設営→サンボマスター→(10-FEET)→yama→(MOROHA)→東京スカパラダイスオーケストラ→バーベキュー→就寝

 

〇2日目

起床→朝食→お風呂と買い出し→UNISON SQUARE GARDENスキマスイッチ→休憩→FLOW→Vaundy→マカロニえんぴつ→撤収

 

〇1日目

集合

まずは会場へ向かうため、車に拾ってもらうところから始まりました。この日の札幌は事前に心配されていた台風や雨天とは裏腹にピーカンで、晴れ過ぎってくらい晴れでした。コンビニで氷ったスポドリを購入し、命を護るための動きをした。

会場へ向かうまでは、友人の彼女さんへの初対面挨拶で全文字噛んだり、前まで100kgを優に超えていた友人の痩せっぷりに驚いたり、先輩が借りてきたキャンピングカーにテンション上がったりしてました。既に色んなことがあった。

 

設営

ライブが始まるのは14時だったので、それまでにキャンプ区画の設営をしました。ターフを建てることで、日差しを遮断し生きるためのゾーンが出来ました。ポールを抑える人、ペグを打つ人など、結局6人かかりで建てたんですけど、上手くやれば2人とかでも出来るらしい。ホントォ?

入場にもっと時間がかかると想定していたので、タープの下で2,3時間喋りながら過ごした。ハッピーターンとか食べてた。めっちゃ遠足だ。美味しかった。

 

サンボマスター

ついに開幕!Creepy Nutsと同じタイムテーブルで、どちらに行くか悩みましたが、僕の高校時代の青春と現在好きなものを主題歌で支えてくれているサンボマスターの元へと行きました。

 

開演より少し前に行くと、リハで歌っている姿も見られた。リハが見られるってのも、今まで行ったライブだと全然経験無かったので新鮮。リハの音漏れとかが聴こえてきても、ちょっと聴いちゃいけない雰囲気ありますものね。

ここでのリハはもう聴かれる前提だからか、ゴリゴリに客席を盛り上げて煽ってたのが印象的でした。リハだからこれ以上やったら怒られる〜〜ってずっとやってた。

 

でも、開演したら開演したで、本気のテンションでこちらをゴリゴリに上げてくれました。本当に気持ちがいい!!!

炎天下だし、一発目だし、体力的にちょっとは抑えなきゃいけないのに、本気で拳を突き上げて叫んで飛び跳ねてしまった!スポドリは凄まじい勢いで無くなった。

 

セトリで言うと、何と言ってもヒューマニティ!です。やってくれそうとは思ってたけど、やられると嬉しすぎた。振ってる手がずっとラヴィット!ポーズでした。

花束もめちゃくちゃ良かった!コーレスが強い曲で、サンボマスターと僕らで、言葉と言葉を投げかけ合えるのがとても心にグッと来る。

高校の学祭でテーマソング(生徒の投票で一曲決めて、それを学祭の期間中に流して、最後みんなで歌う流れが母校にあった)になってた、できっこないをやらなくちゃが流れた瞬間、あれもめちゃくちゃ青春でした。あれからもう10年経ってるのにね。友人とこうやってフェスに来てる今も青春だから、それが重なったのかなあ。

 

君はいたほうがいいよと、全員優勝!の力強いメッセージを貰い、大満足でした。何て熱い男たちなんだ。熱すぎるメッセージの呼びかけ方が、友人間でちょっと流行った。

翌日、ロッキンに行ってた友人がサンボマスターに感動したツイートをしていて、フェスってこのペースで梯子するんだ……とバンドマンのタフさにも驚きました。

 

10-FEET

サンボマスターで盛り上がり過ぎたので、少し休憩の為に友人テントへ避難休憩。会場内は行く前から広いだろうと思ってたんですが、思ってた倍以上広くかった。

自分たちのテントからサンボマスターがやっていたステージまで、遠いルートで20分くらい歩く必要があるくらい広い(後ほど近道に気付いた)。別働隊の友人テントがその中間地点に居を構えていて、そこで休みました。

 

10-FEETの曲はそこからでも聴こえてくるほど力強かったです。バイプレイヤーズの主題歌も聴けて嬉しかったな。SLAM DUNKの映画を見ていないので、バイプレイヤーズでしか10-FEETを知らない人間なんだ。レアケース。流石に第ゼロ感は聴いたら分かったけどね!

 

テント近くに布袋のザンギが出店されてたので、指スマで買い出し係を決めました。人生で一番熱い勝負だった……(勝った)

 

yama

タイムテーブル的にマキホルエレカシも聴きたかったんですが、その時間は体力を温存し、拠点で休みました。温度がヤバくなりそうだった牛タンをガスコンロで焼いて食べたりした。そして、回復した身体でyamaを聴きに行きました。ここで、フェスは興味と体力をキチンと天秤に掛けなければならないことを学びました。

ただ、メガラバがステージ横のトイレからでも聴こえてきてブチ上がっちゃった。

 

yamaについては、友人に着いていった部分が大きく、曲を殆ど知らない状態で行きました。水星の魔女の主題歌だけ知っていた。うわっ、オタクだ!

 

EARTH TENTと名付けられたここのステージは、野外にある他ステージと違って、天井がありライティングもライブハウスみたいな感じでした。客層もちょっと若めだったなあ。

小さなお子さんもちらほら。これ結構ビックリしたんですよね、フェスに小さなお子さん連れがいたこと。そういう夏を過ごす家庭もあるんだなあ。

後は普通に大学生も結構いましたね。オタクっぽい大学生がいると、いつものライブを思い出して安心する。僕の前でちょっとクネクネしてた青年、ありがとう……。

 

知らない曲は多かったんですが、やはりその場の熱狂、曲の良さ、パフォーマンスに当てられ僕もノリノリになってました。多分、僕もちょっとクネクネしてたんだろうな。

ライブ特有の手を振り上げるやつも、普段ペンライトを振っている癖があるから段々手が丸まっていくんですよね。根がオタク過ぎます。

そしてまんまと、知らない曲だけどあれ良かったなあと思い、後から調べて聴くようになっているのが現状だ。してやられたあ。麻痺、好きな曲だ。

 

(MOROHA)

yamaが終わった時点で19時頃で、お菓子とかザンギとか牛タンとかを摘まんでいたとはいえ、ご飯食べないとなってことで出店へ向かいました。僕らが行ったところではないですが、さっきニュースで食中毒が出ていたと知りました。怖いね!炎天下と食品衛生には気を付けよう!

この日は、豚丼とコーラを注文しました。疲れて火照った身体に豚肉と、タレの甘辛さと、冷たいコーラが弾けて沁みたなあ……。

 

各出店はどこも繁盛しており、列もそこそこ並んでいたので、並んでいる間に近くのステージでMOROHAがライブを始めていました。だいぶ距離が離れていて、しかも僕は背中を向けていたにも関わらず、あの魂の叫びは直に聞こえてくるような気がして凄かった。Galaxyやウォズ変身音のイメージが強かったけど、なんだかそれとは違う魂を感じた気がします。チキンラーメンの話もしてたけど。

食後にステージの近くまで行って見ましたが、熱量が凄かったです。この頃はすっかり日も沈んでいたので、ロケーションバッチリ。じいちゃんが酒で暴れて朝5時から牛乳運んでの話って実話なのかなあ。そうにしろ、そうでないにしろ、あそこまで本域で叫べたらもう真実の言葉だよなあと思う。

 

東京スカパラダイスオーケストラ

少し早めに向かったので、ステージやや前方の中央というめちゃくちゃ良いポジションで見ることが出来ました。それくらいスカパラの音楽を聴けることを楽しみにしていた。

スカパラの楽曲を生で聴くのは初めてじゃなくて、以前のニチアサヒーローライブ超英雄祭に来ていた時に初めて聴きました。セイバーの主題歌を担当していた縁で聴いたのですが、あの時のスカも本当に気持ちが良くて!

 

それで今回もワクワクしていましたが、そのワクワクを余裕で飛び越えてくるほどに、音の気持ちよさで心と体が飛び跳ねてました!周りに釣られて両腕を交互にぶんぶん振り回してた!めちゃくちゃ最高だ!楽器の出来るオジサンたちカッコ良すぎる!!ああいうのを見ると、楽器やりたくなってしまうなあ。凄まじく憧れてしまう。

 

各奏者の見せ場も取られていて、トロンボーンの北原さんは何故かスケボーに乗りながら演奏していた。凄すぎる。でもなぜ……?いや、めっちゃすごいな。なんでそんな事が出来るんだ。

楽器ソロはどれも凄かったんですが、特に心を掴まれたのはキーボードソロでした。楽曲の盛り上がるところで軽妙なキーボードソロが始まり、まだ聴きたい!まだ聴きたい!と思っていると、それに呼応するようにさらに演奏のテンションも上り、遂には立ち上がって演奏していました。僕は、もう勘弁してくれ!!と思う程に演奏を喰らいました。あれは、すごかったなあ……。

 

そして、各ゲストとのコラボもしっかり盛り上がっていたのが印象深いです。そんなにコラボするんだ!?というくらい盛りだくさんの披露。TAKUMA(10-FEET)、ハナレグミ宮本浩次が次々と現れて、その度に凄い歓声が上がっていました。

本人たちのステージは見に行けなかった方々が多くて、ちょっと申し訳ないなと思う反面、ここで見れて嬉しい気持ちのが大きく、ちゃんと歓声の一員になってました。しかし、宮本浩次はステージ中本当にあんな奇妙な動きをするんだな……。その上でパフォーマンスがものすごい。

 

ライズ終了後、この日このステージでの最後の演目だったからか、アンコールまでありました。アンコールあるんですね!知らずに帰ろうとしていた。

そして、アンコールまで聴いて大満足で拠点まで向かいました。本当は、ちょっとだけback numberも聴いて帰れそうだったんですが、スカパラに満足しすぎて帰ってしまいました。今日はもうええ!ってなった!!

 

バーベキュー

拠点に帰ると22時前くらいで、ここで炭を燃やしてないと肉を焼いて食う時間は無いぜ!という結論に至りました。

火おこしのプロたちは大体みんなback numberを聴きに行っていたので、拠点に居た殆ど火起こし初心者のメンバーで試行錯誤しました。

 

「何か台低くないか!?」「いや、向こうのテントの人たちもこんな低さだ!いける!」……結果的に当たってたので良かった。

「たきつけから、こう、火を移すんだよな!」「たきつけ多くないか!?」「ははは!火めっちゃ付いてる!」……これも結果的に、適量位らしかったので良かった。

危険におびえ過ぎず、しっかり向き合うことが、火おこしの第一歩なんだなあ。サバイバルの特技ポイントが3上昇しました。

 

ただ残念ながら僕らの投入した炭量では高さが足りなかったらしく、プロが帰ってくるまで肉は焼けませんでしたとさ。残念!

あと、プロはアルミホイルの使用など後処理の事も考えていた。凄いぜ。

 

焼けたお肉と帆立はとてもおいしかった。やっぱ帆立は最高だね!

そして、夜のターフの下でみんなと喋っている時間はとても楽しかった。

 

就寝

割り当ててもらった車の中で寝ました。寝る前に日記を書かないと眠れない体なので、ちょっとだけ感想を書いて就寝!

 

〇二日目

起床

日差しが登ってくるにつれて車内温度が上がり、事故になったら洒落にならん!と思い起床しました。昨年も参加したプロ達は、ちょっとだけ窓を開けて寝ていたらしい。来年の教訓にしましょう。

ターフの下には先に起きた友人たちがいて、朝からソシャゲの話をしたことを覚えています。大自然でもソシャゲの話が出来る。俺はそういう人間だ。

 

朝食

友人がホットサンドメーカーでスナックサンドを焼いたやつをいっぱい作ってくれたので、それを貰って食べました。美味しかったなあ。ちなみにスナックサンドとは、ランチパックみたいなやつです。ラブラブサンドみたいなやつとも言う。この三国志、どれが一番有名なんでしょうね。

ホットサンドで言うと、肉まんを挟んで食べたやつも美味しかった。これ凄いな!と思ってたら、ゆるキャン△でやっていたらしい。あかん、全然忘れてた。ヤバい、しまりんのことばっか見てたのがバレる。

 

あとはおっとっととか食べてました。遠足過ぎ。友人のおっとっとの絵柄を検分するために受け取って、そのまま食べるくだりを3回くらいやった。ゆるっ。朝のテンションだなあ。

 

お風呂と買い出し

先輩に車を出して頂き、少し離れた場所にある銭湯まで行きました。ここまでは汗をかいても、汗拭きシートや冷却スプレーで対応してきたので、1日ぶりのお湯が非常に気持ちよかったです。やっぱり人間、場当たり的な対応ではダメなんだなという事が良く分かった。

露天風呂には通常のものと熱いお風呂がありました。先輩が熱いのに挑んだものの日焼けのダメージで即帰ってきたという話を聞き、敵討ちとして僕も挑みに行ったんですが、温度云々の前に入浴剤に使われてた蜂蜜の香りが強烈すぎて即出てしまいました。

お風呂上りには、ソフトクリームを食べました。多分何の変哲もないバニラソフトだと思うんですけど、はちゃめちゃに美味しかったなあ。

 

その後、お使いを頼まれた帽子を買いに隣のキャンプ用品店へ行きました。この炎天下、帽子が無いと即ち死ぬくらい帽子は必需品。命の為に行動した。バケットハットとか、つばの広がったものを代わりに試着しました。

僕は今年キャップで挑んだんですが、耳を日焼けから全く守れなかったので来年はこういうのを買っていきたいです

キャンプ用品店自体も大きくて、見ているだけで楽しかったなあ。友人は釣り具に興味を惹かれていた。次の我々のブームはそこに行くのかな。

 

帰ってからも、この日は太陽がもう一度昇るまで続くことを知っているので、休息に勤めていました。出店で焼きそばを食べたり、SDGsの問題を解いたりした(先輩が資格の勉強に持って来ていた)。SDGsの問題は良く分かんなかったけど、焼きそばは美味しかったです。

 

UNISON SQUARE GARDEN

この日のライブは16時頃のここからスタートとしました。16時と言えど日はガンガンに出ており、めちゃくちゃ暑い中だったのですが、ベースの田淵がはちゃめちゃに動き回っていて、あらゆる意味で信じられないものを見ている気がしました。

UNISONの田淵はめちゃくちゃに動く。それはPVとかを見ているので何となく知ってはいましたけど、それはもっとファンタジーな話だと思っていて、こんな炎天下でも動き回ると思ってませんでした。妖怪とか伝説とかを目撃するのって、こんな気分なんだろうな……。

ただ、それに釣られて僕もめちゃくちゃノってました。体力温存して動こうと、思ってたんだけどな!

 

やっぱり知っている曲も何曲かあって、それはそれで楽しんでいたんですが、それでもシュガソンやられちゃうと体がえらく反応しちゃうよね、と思いました。ミーハー感あるな~~と自分でも思うんですが、あれには抗えないです。寧ろ、ミーハーとして大盛り上がりした方が良いまである気がする。あそこで、全員がぶち上って一丸となれるんだもの。ノリ得だ!

 

スキマスイッチ

デビュー20周年のスキマスイッチライジング初登場!だったそうです。デビューから20周年なのは、最近のテレビ活動とABCに出ていたこたけ正義感が言っていたので知っていたんですけど、それはそれとしてビビる。え、デビューして僅かくらいのタイミングから大活躍している計算にならないか、それは……。

それくらい僕も小さい時から楽曲を耳にしているアーティストなので、ここで聴けて嬉しかったですね。

MCでは20周年の話や、アルバム収録に合わせて普段は居ない音楽プロデューサーを招いてのアレンジについて話してくださったのですが、翌日行ったカラオケのDAMチャンネルでも、ほぼ同じ話をしていてめちゃくちゃ面白かったです。みんなで先回りして回答した。

 

曲の話をすると、開幕からガラナでスタートしていて、北海道だからこそか!?と嬉しくなりました。実際のところ、どこからガラナというタイトルを付ける発想が出てきたんでしょう。

スキマスイッチのステージでは、脇を固めるサポートメンバーの方々も印象的で、金管の方やパーカッションの方が、すごくいい笑顔で演奏し、時にはこちらのクラップを先導してくださっていたのがとっても良かったです。すごくノリやすかった!

 

後はなんと言っても全力少年!みんなで歌おう!の流れがとても楽しかったー!!ここまでの曲になると、予習や練習をしていないのに、皆で歌おうをとても容易に出来てしまう。すごすぎる。

奏(かなで)での締め括りも、そこに差し掛かる夕日がすごく綺麗で、ロケーションが完璧だった。効いたぜ……。

 

休憩

スキマスイッチを聴いてからは戻りつつ、でもお腹がすいたのでザンギ棒を買って食べました。思いの外、列の進みが遅かったので途中で別行動をしていた友人とも合流できてしまった。ザンギ棒を4本買って、皆で桃園の誓いをしました。

 

戻ってからは、またしても体力温存のために寝てました。すっかり寝こけた頃、空から爆音が聞こえてきて、見上げると花火が打ち上っていました。この至近距離で花火を見るのが久しぶりでした。いいもん見たなあ。この頃は寝ぼけていたので、どうせならフィナーレで打ち上げた方が良くないか?と思っていましたが、そうしたら朝すぎて何も見えなくなるんだよな、と今になって気が付きました。

 

その後、スイカ割りに興じたりしました。スイカ割りのエンタメ性ってばすごい!大の大人が揃いも揃って大盛り上がり出来るんだから。そして、スイカ自体がめちゃくちゃに美味しかった。堅あげポテトと一緒に食べると、まったく混ざり合わず口の中で個別の味がする、という発見があり、その訳の分からなさにずっと笑っていた。

 

FLOW

同時間帯のMISIAと悩みつつ、少年の心を忘れられなさ過ぎてこちらへ。

ただ、このステージは観客が全体的に暴れており、開幕と同時に客席が前方へ向かって半分に圧縮されたり、ライブ中にモッシュが発生したり、中央で観客同士がぶつかり合いにいっていたりとハチャメチャでした。狂乱を楽しんでいる自分と、素直にドン引きしている自分が同時に存在していました。常に一歩うしろで見てたなあ。

 

ただ、やっぱり曲と演奏はバッチバチで最高でした!やっぱり世代なのもあって刺さりまくる。GO!!!とか、アニメでも聴いたし太鼓の達人PS2版)でも叩きまくってたもんなあ。We are Fighting Dreamersだし、Oli Oli Oli Ohなんだわなあ。

そしてそこから畳みかけるようにCOLORSもやってくれる。やってくれるなあ……!でも開演前、後ろの方から「オレ、NARUTOとギアスどっちもやられたら嬉しすぎて吐いちゃうかもしれん!」の声が聞こえていたので、ちょっと逃げた。

 

他にも、バンドアレンジの贈る言葉海援隊)が演奏されたり、盛り上がりに事欠かない時間でした。ハチャメチャだったけど、楽しかったなあ。

全員で伝説のジャンプしましょうよ!と言われ、みんなで一回しゃがんでから大ジャンプをしたのも、今考えると謎の時間だったけど良い思い出になった。

リハーサルでは風ノ唄が聞こえていたけど、本番ではやってなかったので、リハでは別の曲をやるパターンもあるんだなと知った。そこだけでも聴けて、割と満足しています。

 

Vaundy

日付が変わって26時前ごろからステージが始まりました。この頃は、ステージではなくステージの脇にレジャーシートでスペースを確保できるシステムになっていたので、そこから落ち着いて鑑賞していました。

Vaundyと言えば、宣材写真で傾いている人のイメージが強く、果たして日頃から傾いているのか……。その検証のためにも見定めようとしていたのですが、残念ながらレジャーシートからはステージがあまり見えず、頼みのモニターにも「Vaundy」の文字が表示されるだけで本人は映されてませんでした。時折ステージの方を見ても、スモークであまり見えなかったり。神秘のヴェールだ。

 

そんな検証はさておき、レジャーシートで座っていたからか、盛り上がりと落ち着きを兼ね備えた、夜にぴったりの時間を過ごせたなあという気がします。チェンソーマンの曲とか、ゴリゴリの奴もあったんですけど、なんだか不思議ですね。

 

マカロニえんぴつ

28時になり、遂に最後のステージが始まってしまいました。最後という事もあり、それまでバラバラにステージを見に行っていた友人たちが一堂に会してステージを見ていました。

 

静かな雰囲気だけど気持ちの良くなれる曲たちを聴きながら過ごしていると、徐々に朝日が昇ってきました。深夜帯は昼の炎天下が嘘みたいに雨が降る時間もあったのですが、最終的には雲の切れ間から太陽が覗く良い景色となりました。

ステージからの「おはようございまーす!」に対して僕らも大きな声で「おはようございまーす!!!」と返したのが気持ちよかったです!

 

撤収

終了後はみんなで集合写真を撮りました。自撮り構図で、僕がシャッター担当でした。腕の長さを買われたのかもしれない。今写真を見返しても、みんないい表情をしている。また思い出が増えました。撮影後、別の場所に向かう友人、先に戻る必要があった友人など、少しずつ抜けていったのも最終回っぽかったなあ。

その後、拠点に戻る途中、モニュメントの前で少数チームで自撮りをしていると、家族連れのお父さんに頼まれ、集合写真を撮りあう流れになったのもいい思い出です。

 

テントは事前に少しずつ片付けていたこともあり、渋滞等にも巻き込まれず、スムーズに帰路へ着くことが出来ました。帰りの道ではなか卯に寄って朝食定食を食べました。効くぜ……!店内にいる多数がライジングの入場者用リストバンドをしていました。みんな、考えることはおんなじだなあ~!

 

 

はい!!!!

そんな感じの2日間でした。はちゃめちゃにハシャぎ、はちゃめちゃに楽しかったです!!最高の夏でした。もう今から来年もみんなと行きたいなあという事を考えています。自分とフェスが合わないんじゃないかと考えてた頃の僕はもういない。

ノリで音楽を聴きに行く良さに味を占めて、気になっていたアーティストのライブチケットも申し込んでしまった。当たるといいな。

 

これからもノリで楽しいことに入っていける自分でありたいですね。それじゃあ、まずは明日からの社会復帰を頑張ろうか……。自分の大好きな楽しさは、こういった人間が生み出す文化と社会の先にこそ昇り続けるのだから……!